■メタボリックシンドロームとは■
内臓脂肪の蓄積(内臓脂肪型肥満)に加え、高血糖、高血圧、脂質異常のうち2項目以上に該当する状態を、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といわれています。
内臓脂肪が過剰にたまっていると、糖尿病や高血圧症、高脂血症といった生活習慣病を併発しやすくなってしまいます。
日本人の3大死因は、がん、心臓病、脳卒中ですが、そのうち心臓病と脳卒中は、動脈硬化が要因となる病気で、メタボリックシンドロームになると、糖尿病、高血圧症、高脂血症の一歩手前の段階でも、動脈硬化を進行させ、心臓病や脳卒中といった命にかかわる病気を招くことになるのです。
■平成20年4月より「生活習慣病予防のための健診・保健指導」が実施■
平成20年4月から40歳以上の被保険者・被扶養者に対して、メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病予防のための健診・保健指導が実施されます。
今までの健康診断は、受診率を上げることに重点が置かれ、健診結果に応じて、一般的な情報提供をおこなっていましたが、今後は、メタボリックシンドロームに着目した生活習慣の改善を重点を置いた保健指導を行うなど、予防策も講じて、糖尿病などの有病者や予備群を減少させることを目的とされました。
■今までの健診・保健指導との違いとは■
従来は、健診後の保健指導は、「要精検」や「要治療」などの結果が出ている人に対して、受診推奨を行っていましたが、今後は、保健指導対象者の選定と階層化を行い、情報提供や生活習慣の改善に向けた積極的支援などが行われます。
<保健指導内容>
・情報提供
・動機付け(個別面接など実施)
・積極的支援
保健指導の階層は、腹囲やBMI値などによる内臓脂肪蓄積リスクや血糖値や血圧などの数値リスクなどで選定されます。